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緊急地震速報の基準は?昨日の地震で発表されなかった理由は? [News]

昨日、小笠原諸島西方沖でM8.5の巨大地震が発生しました。
僕は埼玉県在住なのですが、かなり揺れました。

これだけの揺れだったのに、緊急地震速報がなかったのが
とても不思議でした。気象庁からもその理由が発表されて
いますので、基準などを調べてみました。




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緊急地震速報が発表される基準


気象庁のホームページにその基準が記載されたページがありました。
それによると、

地震波が2点以上の地震観測点で観測され、最大震度が5弱以上と予想された場合に発表する。

だそうです。震度5弱以上になると顕著な被害が生じるため、
事前に身構える必要があるからとされています。

また2点以上としているのは、誤報を避けるためだそうです。
例えば、1点だと地震計の近くに落雷があって、その揺れで地震速報を
発令する可能性があります。2点同時に落雷が起こる可能性は
極めて低いでしょうから、2点にして誤報を防いでいるんですね。

でも、昨日の地震の最大震度は震度5強でした。
僕が住んでいる埼玉県では震度5弱の場所もありました。
基準は満たしているのに発表されなかった理由は何でしょう?

昨日の地震で発表されなかった理由


気象庁から既に発表されていますね。
「震源が深かったため、正確な震度の予測が困難だった」

今回の地震の震源は小笠原諸島西方沖の深さ590キロです。
かなり深いですね。ちなみに東日本大震災の時の震源の深さは
24キロです。

このため、最大震度が5弱以上かどうか判断できず、
発表できなかったということですね。

緊急地震速報の考え方


正確な震度予測ができなかったから発表しなかったとのことですが、
仮に震度5弱以上にならなくても、念のため発表しておいた方が
良いのではと思ったりもします。

確かに、たいした地震でもないのに緊急地震速報を発表すれば、
誤報だと騒がれる可能性がありますし、過度に不安を与えて
混乱を起こすきっかけにもなり兼ねないので、慎重になるのは
分かりますが。

昨日の地震を経験した個人的な意見としては、正確な震度は
把握できなくても、ある程度大きな揺れになりそうだったら
発表してしまうでも良いと思いました。揺れ始めてから身構える
では間に合わない場合が多いと思いますので。




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