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箱根山が噴火した場合の規模は?横浜、東京への影響は? [News]




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箱根山の火山活動がやや高まっていると連日ニュースになっています。
今日は今回初めて火山性の有感地震を観測したとのこと。

この火山活動の影響で、大涌谷自然研究路と大涌谷周辺のハイキングコースが
閉鎖されたとのこと。GW真っ只中で、観光に訪れた方々には気の毒ですが
今の所、何の被害も発生していないだけでも良かったと思いたいです。
危険ですので、絶対に近寄らない方が良さそうですね。

現時点では、気象庁からは噴火の可能性については言及されておらず、
「火山性微動の発生などはなく、火山活動に大きな変化はみられない」
とのことです。

ただ、御嶽山のようなことがありますので、油断は禁物です。

仮に噴火した場合ですが、どのくらいの規模になるのでしょうか。
正式に発表されているわけではないので、過去の箱根山の噴火を
調べることで、最悪の事態というのが予測できると思いました。

過去最大の噴火はどのくらいの規模だった?



約6万5000年前の大噴火が箱根山にとって最大級の噴火だと言われています。
この時は東京付近でも20センチの軽石が降下しています。また、大規模な
火砕流も発生しており、西側は現在の富士宮市付近、東側は三浦半島にまで
達し、半径50キロの範囲が(高度の高い所を除く)火砕流で埋め尽くされた
とのことです。

下記の地図を見るとその範囲がどれほどのものか分かると思います。
hakone.jpg

尚、箱根山の最後の噴火は鎌倉時代と言われています。
これ以降は文献が残っておらず、噴火の記録がないそうです。

横浜、東京への影響は?



6万5000年前の最大級の噴火では、横浜では20センチ以上の
軽石が積もったそうです。また、地層から火砕流が戸塚区から
保土ヶ谷区まで達していることが分かっているそうです。

上記の通り、東京でも20センチの軽石が降下しているとの
ことですので、仮にこの規模の噴火が発生するとこれほどの
被害になるということです。

2~3センチの降灰で交通機関のマヒや停電が発生すると
言われていますので、かなり大きな被害になると考えられます。


まとめ



あくまで過去の最大級の噴火ですので、今回はどうなるか分かりません。
そもそも噴火するかどうかも分からないので。なので、あまり警戒し過ぎる
のも良くないと思います。

ただ、備えあれば憂いなしとも言いますので、箱根山は数万年前には
かなり大きな噴火を起こしているということを知っておいて損はないと
思います。




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